【保存版】ゴシゴシ洗いは卒業！高齢者の肌を守る“正しい洗い方”とは？
年齢を重ねると、肌はだんだんと乾燥しやすくなり、皮膚も薄くデリケートになります。
でも実は、長年の習慣で「ゴシゴシ洗わないと気が済まない」という方も多いのが現実です。
この記事では、なぜゴシゴシ洗いがダメなのか、どう洗えばいいのかを分かりやすく解説します。
肌トラブルを防ぎ、気持ちよく毎日を過ごすために、大切なポイントを一緒に見ていきましょう。
目次
- ゴシゴシ洗い、なぜNG？
- 高齢者の肌はどう変化する？
- 正しい洗い方のステップ
- 石けんの選び方とおすすめ製品三選
- 家族や介護者ができるサポート
- 今日からできる、やさしい洗いの習慣
1. ゴシゴシ洗い、なぜNG？
昔は「しっかり洗えば清潔になる」と言われていた時代もありました。
そのため、いまだにナイロンタオルでゴシゴシこするのが気持ちいいという方も少なくありません。
ですが、高齢者の肌はとてもデリケート。
ゴシゴシ洗うと次のようなリスクがあります：
- 表皮が傷つき、かゆみや湿疹の原因になる
- 皮脂膜が失われて乾燥しやすくなる
- 肌バリアが弱まり、感染症にかかりやすくなる
特に、脛（すね）や腕、背中などの皮膚は年齢とともに乾燥しがちなので注意が必要です。
2. 高齢者の肌はどう変化する？
加齢により、肌は以下のような変化が起こります：
- 皮脂や汗の分泌量が低下
- 表皮が薄くなり、刺激に弱くなる
- 肌のpHバランスが崩れ、かゆみやかぶれが起きやすい
こうした肌には、「やさしく洗って、しっかり保湿する」ことが基本になります。
3. 正しい洗い方のステップ
以下が推奨される洗い方のステップです。
- 手か柔らかい綿タオルに泡立てた石けんを乗せる
- 泡を肌にのせるように、なでるように洗う
- 汚れや皮脂のたまりやすい部分（首の後ろ、わき、足指の間など）だけ重点的に
- ぬるま湯（38〜40℃）でやさしく洗い流す
- タオルでポンポンと水分を拭き取り、保湿する
4. 石けんの選び方とおすすめ製品
石けんは以下のようなものを選ぶと安心です：
- 無香料・無着色
- 弱酸性または低刺激性
- 保湿成分（セラミド、ヒアルロン酸など）配合
おすすめ製品例：
- ミノン全身シャンプー（敏感肌用）
- キュレル ボディウォッシュ
- ピジョン 薬用全身泡ソープ（高齢者向けにも）
5. 家族や介護者ができるサポート
「自分のやり方を変えたくない」と言う高齢の方には、
無理に否定せず、少しずつ変えていくことが大切です。
- 「お肌が赤くなってるよ」と変化を伝える
- 気持ちよさを損なわず、「泡で洗うともっとさっぱりするよ」と提案
- 手の届かない部分は介助でやさしくサポート
6. 今日からできる、やさしい洗いの習慣
- 「洗った感」は泡で十分。こする必要はありません。
- 汚れやすい場所を重点的に洗い、それ以外は軽く流す程度でOK。
- お風呂上がりは5分以内に保湿を！
高齢者の肌は、やさしく洗うことが“健康”への第一歩です。
毎日のケアで、清潔さと快適さを両立させていきましょう。
【おすすめ商品リンク】
| ミノン 全身シャンプー 泡タイプ 500ML価格:1408円 (2025/5/10 18:40時点) |
| キュレル 泡ボディウォッシュ ポンプ【医薬部外品】／キュレル（Curel）価格:1320円 (2025/5/10 18:41時点) |
| 【お買い物マラソン&クーポンで値引き】Pigeonピジョン 薬用全身泡ソープ ももの葉 本体 450ml価格:1980円 (2025/5/10 18:42時点) |
【関連リンク】
コメント